1から始める、プラモデル・模型の作り方!

プラモデル製作に回転式切削工具の「リューター」があると非常に便利です!

リューター

リューターは、先端に取り付けた様々な形のビットを回転させる事で、部品を削ったり磨いたりする工具です。

安価な物から高価な物まで様々ですが、プラモデル製作には、回転スピードを無段階で変えられるものがオススメです。

回転スピードを変えられなかったり、数段階でしか変えられないような安価なリューターは、使用用途が限られてくるように思います。

あと、可能であれば逆回転させることが出来るタイプであれば、なお良いです。場所によっては逆回転させた方が使いやすいところもあり、そういった場合逆回転できるとけっこうありがたいです。

ビットの軸径は主に2.34mmと3.0mmがありますが、プラモデル製作には2.34mmが一般的だと思います。プラモデル製作に使えるビットも2.34mmの方が多いです。

また、軸径2.34mmのリューターであっても、3.0mmが使えるアダプターが発売されてますので、3.0mmに使いたいビットがある場合でも問題なく使用可能なので、軸径は2.34mmのリューターが良いと思います

模型メーカーからは、WAVEからリューターが発売されてますね。

あるといろいろ便利に使えるので余裕があれば揃えておくといいと思います。

「リューター」はAmazonにも各種あります

WAVE 「ハンディールーターMk.1AC」の価格比較ページ 【楽天】

ビット

ビットは、リューターの先端に取り付ける切削工具で、ホームセンター等で多種多様なビットが入手可能です。

私が普段、良く使ってるビットをいくつか紹介してみます。

写真左は、部品を削ったりする際に良く使ってるビットです。削る部分によって、いくつか使い分けてます。

穴を掘り込んだり、開口させたりといった作業も、リューターを使えば非常に楽に、すばやく作業出来ます。

こちら、緑色の砥石のような物は、エッチングパーツを切り取った際のゲート跡・バリ取りに使ってます。

エッチングヤスリでバリを取る場合もありますが、大概はこのビットを使って取ってます。簡単・確実であっという間です。

こちらは茶色い、目の細いタイプで真鍮線等の金属部品を磨いたり、先端を均したりするのに使ってます。

こちらはカッティングディスク(切断砥石)。金属パイプをカットしたり、汎用のステンレスエッチングメッシュを切り取ったり、切り取った跡のバリ取りなどに使ってます。

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こちらは丸ノコタイプのディスク。部品をカットするのにあると便利です。

そしてこれは、リューター先端に取り付けることでピンバイスの刃が使えるようになるチャックです。

艦船模型の舷窓を開けたりするのに、リューターを使って穴あけできると非常に便利です。ピンバイスで1個1個穴を開けていくと、数が多いのでかなり大変ですが、リューターを使えばとても楽です。

ピンバイスの刃以外にも、真鍮線を差し込んで先端を細くしたり、ホーサーリールのディティールアップの為にプラ棒を差し込んで極細銅線を巻きつけたりと、色々使えます。

ビットは最初はセットになってる物を購入してみて、後は随時追加していくといいと思います。