プラモデル・模型の作り方を写真入りで1から解説!
車・バイク・飛行機・艦船・AFVなど、スケールモデルを中心にUPしてます。
TOP特集 Hot!完成品ギャラリー 制作日記 UP!組立・工作ポイント塗装ポイント情景・ジオラマ製作
工具・塗料・材料模型用語集模型ハウツー本 プラモ通販リンク集当サイトについて メール
TOP > 組立・工作ポイント > 鋳造装甲の再現

プラモデルに鋳造装甲を再現する

スポンサード リンク
ガンプラ・ガンダムプラモデルの鋳造装甲
プラモデルに鋳造装甲を表現して見ましょう。
鋳造装甲は昔の戦車等では使用されていたようです。

プラモデルに表現してみると、見た目けっこうイイ感じで仕上がります。

ガンプラ・ガンダムプラモデルの鋳造装甲プラモデルへの鋳造装甲はパテを使ったり、普通のタミヤの接着剤を使ったりと、いくつか方法があります。

今回はラッカーパテを使って鋳造装甲を再現してみます。

まずは、400番ぐらいのペーパーで、パテの食いつきが良くなるように、プラスチック表面を荒らしておきましょう。

プラスチックそのままのツルツルの状態だと、パテの食いつきが余りよくないようです。
ガンプラ・ガンダムプラモデルの鋳造装甲ペーパーで表面を荒らし終わったら、パテを盛らない部分(鋳造表現をしない部分)に、マスキングテープを貼ってマスキングしておきましょう。

マスキングテープを貼らなくても、はみ出した部分のパテを拭き取れば特に問題はないのですが、テープを貼っておいた方が楽です。
ガンプラ・ガンダムプラモデルの鋳造装甲ガンプラ・ガンダムプラモデルの鋳造装甲
パテはそのままだとちょっと粘度が高く、使いにくいので、ラッカーシンナーで薄めると扱いやすくなります。ドロッとした感じになるぐらいがちょうどいいです。

筆は、通常の筆の先を切って毛先の長さを短くしておくか、最初かから毛先の短い筆を使用します。たたくようにしてパテを塗っていくので、通常の長さの筆だとちょっと使いづらいと思います。
ガンプラ・ガンダムプラモデルの鋳造装甲ガンプラ・ガンダムプラモデルの鋳造装甲
パテをつけて、筆を垂直にして叩くように塗っていきましょう。

パテの薄目ぐあい、叩くスピードによっても表面の感じがけっこう違ってきますので、色々と試して見られるといいと思います。

いきなりパテを盛っていくのが不安な場合は、何か適当なプラ版などで試しに盛ってみましょう。

写真右は塗り終わった状態。全部を同じような調子で仕上げるより、多少ムラがあった方が、よりそれらしくなる感じです。
ガンプラ・ガンダムプラモデルの鋳造装甲マスキングテープをはずすとこんな感じになります。

このままだと、表面がちょっとゴツゴツしすぎなので・・


ガンプラ・ガンダムプラモデルの鋳造装甲パテの表面をいっそうペーパーで削っていきましょう。
数分〜数十分乾燥させれば完全に固まってなくても大丈夫です。
これは400番ぐらいのペーパーを使いました。

あんまり削りすぎると凹凸がなくなってしまうので、ほどほどに。
ガンプラ・ガンダムプラモデルの鋳造装甲後は、通常通り塗装していきます。

今回は塗装する色が淡い青だったため、ホワイトサフを吹いてから、塗装する事にしました。
そのままだとパテを盛った部分と色が変わってしまいそうだったので・・

暗い、隠ぺい力の強い色で塗装する場合は、サフは特に必要ないかも知れません。

ガンプラ・ガンダムプラモデルの鋳造装甲塗装後、軽くシャドウを吹いてウォッシングしてみた状態です。

これで完成です!



ガンプラ・ガンダムプラモデルの鋳造装甲組み立て、完成後は状態はこんな感じ。

他にも頭や胸、脚の部分にも鋳造装甲を表現してみました。

なかなか良い感じだと思います!



今月号の模型誌&関連書籍


カンペキ塗装ガイド ぷはプラモのプ (Dセレクション)

戦車模型の作り方