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イタレリ 1/24「クラッシック ピータービルト 377」のプラモデル制作記

「クラシック ピータービルト 377」完成写真

「クラシック ピータービルト 377」製作記

今回制作したのは、イタレリ(ITALERI)の1/24「クラッシック ピータービルト 377」。

大陸横断用のトレーラーで、1/24スケールですけど幅13cm、高さ17cm、長さは34cmとかなり迫力あるサイズです。 イタレリのキットを作るのは多分、これが初めて。

こちらがキットの中身。このイタレリのキット、キャビンは一体成形でなくバラバラになってます。タイヤはゴム製ですけど、ランナーにつながってますね。こんなの初めて見ました。

シャシー関連のパーツは精度が甘く、バリとかパーティングラインの修正が必要でした。キャビン類は悪くない感じです。メッキパーツには一部ホコリが入ってます・・。

ボンネットは完成後も開閉してエンジンを見られるようになってたんですけど、ボンネットとキャビンのパーツの合いがよくなく、隙間ができるのでキャビンと接着してしまいました。エンジンもキットのままだとそこまで精密感があるという感じでもなかったので。

パーツ成形色が赤なので滲みが出ないか、念のためランナーをクレオスのラッカー薄め液に1日ほど浸けて置きましたけど、特に滲みは出ないみたいです。出るようなら、ボディ表面にシルバー色塗っておいたりしますけど、特にする必要はなさそう。

キャビン内は光が透けないよう、念のため内側にシルバーを塗ってから、内装色(Mr.カラー サンディブラウン)を塗装してます。

下地はタミヤのピンクサフを吹いて、ボディ色には少しシルバーを混ぜて多少メタリックにしたレッドを塗ってます。

デカールはそこそこ大きさのあるデカールが入ってます。リベットやドア枠など、多数の凹凸モールドがあるので、マークソフターやドライヤーを使いつつ、綿棒や筆で馴染ませていきます。

ある程度馴染ませたら、ドア枠などはカッターで切って取り除きます。この時は、刃を折って新品の新しい刃でカットしていきます。古い切れ味の悪い刃だと、デカールが破ける可能性大です。

このキットのデカールですけど、非常に硬かったです・・・。馴染ませるのに時間かかりました。ただ、丈夫で破れにくいのでトータルで見れば、貼りやすいデカールでした。

キャビン左側の中央部分はデカールそのままだとサイズが合わないので、一度パーツに合わせてカット。その後それぞれを貼ってます。

デカールを貼った後は、東邦化研のエンジンウレタンを吹きっぱなしで仕上げてます。この車はリベットが多数あるので、研ぎ出しは難しい感じです。

ドア枠をマスキングして、メッキシルバーNextで塗装。このマスキングが以外と面倒でした。。

メッキパーツはメッキを落とさず、メタルプライマー塗布後に「スモーク+クリアー」をエアブラシで吹いて、輝度を落として使用。ゲート跡やパーツの合わせ目部分には、ハセガワのミラーフィニッシュを貼って処理してます。

ミラーフィニッシュを貼るとパーツによっては近くで見ると分かるんですけど、通常飾ってる分には分からないし、メッキの方が雰囲気出る感じがするので、基本メッキパーツはそのまま使用してます。

ただ、写真右のガソリンタンクは目立ちすぎたので、このパーツはメッキを落として「メッキシルバーNext」で塗装してます。

インパネはモールドが施してありましたけど、カッターで全部落としてデカールを貼って仕上げてます。

フロントウィンドウは外周部分にエポキシ接着剤を少量付けて接着しました。ただ、このやり方だと接着剤がはみ出すリスクも結構あるので、あらかじめパーツをテープで留めて、隙間に流し込む方が良かったかもしれないです。

最後はシャシーとボディを組み合わせるんですけど、そのまま組むとサイド下部のカウル(?)部分との隙間が広すぎたり、均一でなかったりしたので、シャシーの一部を削ったり、プラ板を追加したりして位置決めしてます。

完成。所々パーツの合いが悪い部分もありましたけど、出来てしまえば非常に迫力ある、飾り映えのするモデルだと思います!

今回製作したプラモはこちら。
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