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1/700 軍港情景レイアウトの製作工程をUPしてます

1/700 艦船模型 軍港ジオラマ制作

軍港情景基本セットを組立てた状態

静岡模型教材協同組合から発売されている、軍港情景基本セット(1/700 ウォーターラインシリーズ No.539)を使って、軍港レイアウトを製作します!

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ペーパークラフト製ですが、完成写真を見ると精度がすばらしく、手軽に軍港が再現できそうだったので買ってみました。

軍港情景基本セットの中身

こちらが軍港情景基本セットの中身。工場・倉庫・クレーン等の各種建物、海面プレート(360×300×2mm)、埠頭(木材を圧縮したMDF製 4mm厚)がセットになってます。

建物類はレーザー加工でコンマ数ミリ単位の精度でカットされてるようで、特にトラス部分や建物の窓の精密さはすばらしいです!実際に組んでみても合いはバッチリ、精度はほぼ完璧です。

フィギュア部品の紙は水に浸すと柔らかくなって、乾くともとの堅さに戻るファイバークラフト紙だそうです。MDF製の埠頭は建物やクレーンの配置用に、凹モールドが施されてます。

ただ、この「軍港情景基本セット」ですが、戦艦大和クラスの船は入らないです (p_-)

ドッグ内どころか、海面プレートからもはみ出してしまいます。下側は戦艦扶桑ですけど、このクラスだとドック内にも収まります。

できれば、ウォーターラインシリーズで発売されてる船は、全て設置できるサイズにして欲しかったかなぁ・・。これはレイアウトを変更して、拡大して作るかもしれません。

あと、厚紙をレーザーでカットする際に付着するのか、茶色っぽい汚れがけっこうひどいです。

触っただけでけっこう手に付いてしまう状態でしたので、綿棒やティッシュで拭き取っておいた方が良いかも。

このまま塗装すると食いつきが悪くなりそうです。ただ、水分を含ませて拭き取ると、紙が水分を吸って多少曲がってしまうので、から拭きにしておく方が無難かも。特にトラス構造部分は要注意です。

では、組み立ててみます。

軍港情景基本セットの組立て

接着剤は普通の木工用ボンドを使用。最初はボンドを細く切った厚紙に付けてちまちま塗ってましたけど、後半は普通に容器から直接ボンドを付けて付けていきました。

接着するパーツの両面にボンドを少量付けて、少し乾かしてから接着すると、けっこう短い時間で手を離しても動かなくなります。ボンドは少なめに付けるのがコツです。

建物の底面と、出来上がった全体像。ただ、箱や説明書に写ってる完成品写真には、屋根のトップ部分もう1つ細長い部品が付いてるんですよね。

なので、不要な部分の厚紙を1.5mm幅に切り出し、屋根に取り付けておきました。これはクレーン以外の全ての建物でやっておきました。

小さな詰め所の屋根部分は、1mm幅に切った厚紙を取り付けておきました。

写真右の工場内部のトラス構造はすばらしいですね。天井の窓も開口していて、ペーパークラフトでこの精度、リアルさはちょっと感動です。

こちらの倉庫の庇部分は、屋根の角度と同じになるようにしておきました。

写真左の150tクレーンは、正面から見て平行が出てるか確かめながら接着した方が良いです。組む時に確認してなかったんですけど、出来たらちょっと歪んでしまってました・・。

写真右のドックにまたがる部分のクレーンは、パッと見難しそうですけど、意外と組み立てやすいです。8個ある支柱のトラス部品を垂直になるよう気をつけておけば、スムーズに組み立てられます。

まだ塗装はしてませんけど、組み立て後の写真を撮って見ました。

この軍港情景基本セット、レーザーでカットする際に付着したと思われる汚れが意外とリアルで、塗装せずこのままでもけっこうイイ雰囲気出てます。

このまま塗装して完成させても良いんですけど、やはり大和クラスの船も泊められるようにしておきたいので、レイアウトを拡大していきたいと思います。

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次はレイアウト台を拡張していきます!
2.レイアウト台の制作&レイアウトの拡張

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