1から始める、プラモデル・模型の作り方!

プラモデルのエアーブラシ塗装用防塵マスクを紹介!

コーケンサカヰ式G-7-04型

エアーブラシ塗装をする際は、ペインティングブースを使っても完全に塗料粉を排出することは、なかなか難しいです。

塗装ブースに吸入されず、飛び散った塗料粉を吸うと健康にも良くないので、エアブラシ塗装の際はマスクをしておくのがベスト。

今までいくつかのマスクを使ってきましたが、中でも塗料粉の確実な吸収、装着感の良さで愛用しているのが、写真の「コーケンサカヰ式G-7型」防毒マスク。

これは2cm厚の高性能カートリッジ式フィルターで、確実に塗料粉をカットしてくれるし、呼吸もすごく楽です。

このマスクは、息を吸うときと吐くときで、空気の通り道が別々になってます。

内部は薄いゴムの弁が上下2箇所にあり、息を吸うときは上の弁は閉じて下の弁が開き、100%フィルターを通した空気を吸えるようになってます。

逆に息を吐くときは、下の弁は閉じる代わりに上の弁が開いて、フィルターを通ること無く息が外に排出されていきます。呼吸は全く苦しくなく快適で、フィルターが息で湿ってくることもありません。

また、内側は柔らかめのゴムで顔に沿って多少変形するので、個人差はあると思いますが、顔にピッタリフィットしやすいです。顔とマスクの間に隙間が出来にくいので、確実にフィルターを通して息を吸えます。

フィルターは数種類有り、カートリッジ式で交換可能になっているので、汚れたら適時交換してずっと使っていけます。私は上の写真右側の、「有毒ガス用吸収缶」を使ってます。

使用済みのフィルターがどのぐらい汚れるかというと・・・

こんな感じ。

写真右が新品で、左が何作品分か塗装時に使ったフィルターですけど、すごい汚れようです・・!!

使ってる塗装ブースがタミヤの初代ペインティングブースなので、吸い込みがちょっと弱く、粉塵が飛び散りやすいというのもあるんですけど、この汚れを吸い続けたら確実にマズイです・・。

左のように汚れても、裏面は新品同様キレイなので、塗料粉は全てカットされてるはず。ある程度使って汚れてくると、多少息苦しさを感じてくるようになるので、そうなったらフィルター交換時期。

どのマスクを買うか迷ったら、この「コーケンサカヰ式G-7-04型」買っておくと失敗しないと思います。

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トーヨーセーフティ 「防臭・塵埃用コンパクトマスク」

こちらはトーヨーセーフティから発売されている、「防臭 塵埃用コンパクトマスク」。

本格的な防塵マスクに比べると、作りは簡易的ですが何も付けないのに比べると随分マシだと思います。

フィルターは2mm厚程度で、使ってると呼吸でフィルターが湿っぽくなってしまうのがちょっと気になる感じ。

それと顔にピッタリフィットするかは、結構個人差があるように思います。個人的には顔とマスクの間に隙間が出来てしまうので、使わなくなりました。

金額的にはけっこう安いので、あまり模型を作らないような場合などは、こういったマスクが良いかもしれないです。

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簡易マスク

こちらは、使い捨ての通常タイプのマスク。

写真のマスクは、不織布+静電フィルター+活性炭フィルター+不織布の4層構造。

どうしても顔とマスクの間に多少隙間が出来てしまいますけど、ある程度は塗料粉塵を防いでくれます。

これは立体的なタイプもある、花粉症用のマスクなどを使っても良いかもしれませんね。簡易的に使うのに便利です。

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